従来のGoogle サイトのサービス終了期間延長！Googleサイトの移行についてもう一度確認しよう

突然ですが、従来の Google サイトが利用できなくなることはご存知でしたか？

Google サイトを利用している方の中には、すでに新しい Google サイトに移行をしたという方もいらっしゃると思います。

移行するのを忘れていた、まだできていない！という方もご安心ください。

当初の予定からサービスの終了期間が伸びたため、まだ準備は間に合います！

そこで今回のブログでは、Google サイトの移行に関する設定や注意点などを紹介しています。

ぜひお読みいただき、Google サイトの移行にお役立てください。

1. Google のポータルサイト「Google サイト」について

Google Workspace を利用している企業で Google サイトを利用している方は多いのではないでしょうか。

Google サイトはコンテンツを必要な場所にドラックするだけという簡単な操作で作成できるため、デザイナー、プログラマー、IT スタッフの力を借りずに構築することができます。

Google サイトはドライブに保存され、他のユーザーとリアルタイムで共同編集することができます。

下書きの状態で編集され、[公開] を選択することで編集内容が公開されるため、編集中のサイトが公開されることはありません。

また、公開範囲を設定できるため、組織内や部内に限定したり、一般公開したりと範囲を選択することができるのも魅力の一つではないでしょうか。

2. 従来のサイトから新サイトへの移行スケジュールの変更について

現在、Google サイトは 従来の Google サイトと新しい Google サイトと 2 つサービスが展開されています。

移行スケジュールについて、昨日変更の発表がありました。

以下、新しい移行スケジュールです。

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【変更後】

2022 年 6 月 1 日（以前は 2021 年 12 月 1 日）以降： ドメイン内の残りの従来のサイトを編集できなくなります。

2022 年 7 月 1 日（以前は 2022 年 1 月 1 日）以降： 従来のサイトは、新しい Google サイトに変換されない限り表示できなくなります。

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新しい移行スケジュールについて、ご認識の上、

サービス終了までに移行の作業を完了してくださいませ。

3. サイトの移行をスムーズにするための事前準備

従来の Google サイトから新しいサイトへは、なるべくスムーズにストレスフリーな移行作業を行いたいところですよね。

移行する前、Google サイト、 Google ドライブ、Google データエクスポートサービスをそれぞれ有効にし、ユーザーによって新しく作成したサイトへの編集権限を与えたい場合は、各ユーザーが編集ができるような準備が必要です。

＜ 手順 ＞

1. 管理コンソールを開き、[アプリ] > [ Google Workspae ] > [ Google サイト] の順にアクセスします。

2. [サービスのステータス] を [オン] にします。

3. 次に [新しい Google サイト] を選択し、 [サイトの作成と編集] をクリックします。

4. [ユーザーはサイトを編集できる]、[ユーザーによる新しいサイトの作成を許可する] を有効にしま

　す。

5. すべてのユーザーに対して Google ドライブのサービスを有効にします。

6. すべてのユーザーに対して Google データエクスポートサービスを有効にします。

※[アプリ] > [その他の Google サービス] から、[ Google データエクスポートサービス] を探して

　チェックを入れます。

また、新しいスケジュールの 2022 年 7 月以降、移行されていない従来のサイトが自動で変換される際に、上記で紹介した設定が適用されるようになります。

そのため、いずれかのサービス（サイト、ドライブ、データ移行）が有効でない場合、新しいサイトを作成する資格のあるサイトオーナーがいない際には、変換済みのサイトの下書きは作成されません。

4. サイトの移行に関する注意点

今年の年末までだったスケジュールが、来年の初夏に延長したため、まだ移行してないという方は、

下記の Google サイトの移行に関する注意点を参考にしていただけると幸いです。

・移行の際に、新しい Google サイト にない機能が従来のサイトに装備されている場合、

　サイトに作成しているページ自体は変換されますが、機能については引き継がれません。

・新しい Google サイトで変換はされますが、編集ができないものがあり、

　編集ができないものに関しては、変換後に新しい Google サイトで作り直す必要があります。

　※従来の Google サイトを移行する際に変換、編集できないもの

・個人の Google アカウントには影響しません

・従来の Google サイトには、複数のオーナーを設定することができますが、

　新しい Google サイトでは、サイトの下書きにオーナーを 1 人（または 1 つの共有ドライブ）しか

　設定することができません。

・5000 ページを超えているか、もしくは新しい Google サイトに関する制限を超える以前のサイト

　は、新しい Google サイトの下書きとして置き換えることができません。

　※従来の Google サイト管理ツールを使用して、以前の Google サイトが変換時のページ制限を超  

        えていないか事前に確認することができます。

弊社では、Google Workspace や Cloudstep サービスの運用をサポートしているカスタマーサクセスチームがございます。

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