以前の Google サイトサービス終了まであとわずか!移行作業はお済みですか?
こんにちは!
先日 7 月 23 日には TOKYO 2020 オリンピックの開会式がありましたが、
あっという間に残すところもあと数日となりました。
メダルを獲得した選手やチームも多く、選手たちが頑張る姿を見て、
ついつい、毎日テレビにかじりつくように応援してしまいますよね。
緊急事態宣言も発令され、なかなか思うようにいかない日常に、楽しみと勇気をくれる東京オリンピック。
2032 年にはオーストラリアのブリスベンで開催されるというニュースを見て、
「次に日本でオリンピック開催されるとすれば、何十年も先なのかな」と思うと、
今回の東京オリンピックは皆さんにとっても感慨深いものとなりそうですね。
是非、最後まで応援していきましょう!
さて、本日の本題は、 Google 社が提供している Google サイトについてです。
Google サイトは、いわば個人でウェブサイトを作ることができる環境を提供してくれます。
現在も、Google サイトを活用している方も多くいらっしゃるかと思いますが、最後には Google サイトにも連携できる弊社のオリジナルサービス「 Cloudstep ポータル」についてもご紹介いたします。
1.Google サイトとは
Google サイトは、ウェブサイトを HTML や CSS のような専門的な技術が必要なく、初心者でもテキストや画像をクリックやドラッグ&ドロップだけでサイトの作成ができるサービスとなります。
現在は「以前の Google サイト」と「新しい Google サイト」の 2つの Google サイトが公開されておりますが、「以前の Google サイト」の提供が 2022 年 1 月以降を持って終了となります。
「以前の Google サイト」では、HTML と CSS の知識がなくともウェブサイトが可能でしたが、HTML と CSS を記述するとより高度なカスタマイズを行えました。
しかし、メンテナンスが難しかったり、HTML と CSS を使用しないでウェブサイトを作成した際に、想像していたウェブサイトを作り上げることができなかったなどの経験があるかと思います。
「新しい Google サイト」ではそのような心配がなくなります!
ガジェットをドラッグ&ドロップで配置するだけという、だれでも簡単にウェブサイトの作成やメンテナンスを行うことが可能なインターフェイスとなっております。
「以前の Google サイト」をご使用の方は、サービス終了が間近になりましたので、是非お早めに「新しい Google サイト」に移行を行っていただき、新たなインターフェスを味わってみてください。
2.Google サイトの移行スケジュール
Google 社から正式に公開されている現時点(2021 年 8 月 5 日)での今後のサイト移行スケジュールについては、以下の通りです。
〇2021 年 10 月以降
以前の Google サイトで作成されたコンテンツが編集できなくなります。
サイトの編集者は、以前の Google サイトを変更できなくなります。
閲覧者は、引き続き以前の Google サイトを閲覧できます。
2021 年の末までに、旧 Google サイト管理ツールで以前の Google サイトの編集を無効にする機能が管理者に提供される予定です。
ユーザーが以前の Google サイトからスムーズに移行できるようにするために、提供開始後できる限りすぐにこの機能を使用してください。
〇2022 年 1 月以降
以前の Google サイトで作成されたコンテンツが表示できなくなります。
ユーザーが以前の Google サイトにアクセスしても、以前の Google サイトのウェブサイトのコンテンツは表示されなくなります。
移行されずに残っている以前の Google サイトは HTML ファイルとして自動的にダウンロードされ、
サイトのオーナーのドライブ(Google ドライブ)に保存されます。
また、以前の Google サイトは新しいサイトの下書きに置き換えられ、サイトのオーナーは内容を確認して公開することができます。
※アーカイブにはページの HTML と 添付ファイルが含まれるため、
元のサイトと一致しなくなる場合がございます
そのため、閲覧者が引き続きサイトを利用できるよう、
2022 年 1 月より前までに旧 Google サイト管理ツール、
または Google サイトの設定を使用して新しい Google サイトに変換を行っていただく必要があります。
詳しくは次章よりご紹介します。
管理者のみなさまは是非、以降スケジュールをご認識いただきご運用くださいませ。
3.Google サイトの移行方法
Google サイトの移行スケジュールがわかったところで、ここでは以前のGoogle サイトから新しいGoogle サイトへの移行方法をご紹介します。
まだ移行ができていない!という方はぜひ試してみてください。
1. 新しいGoogle サイトへ移行したいサイトを開き、歯車アイコンから[サイトを管理]を
クリックします。
2.[新しいサイトに変換]をクリックします。
3.[①変換を開始]にて警告内に記載されている、新しいGoogleサイトに変換されない機能を
確認し、[開始]をクリックします。
新しい Google サイトで変換されない機能として、以前の Google サイトにあった
「ファイルキャビネット」「リストページ」「添付ページ」などが挙げられます。
※上記機能以外にも移行されない機能はあります
4.[②下書きを作成]にて、変換が100%になりましたら、[続行]をクリックします。
5.[③確認して公開]内の「下書きを確認」をクリックすると、新しいGoogle サイトに移行した内容を確認できます。
以上で、以前の Google サイトから新しい Google サイトへの移行が完了です。
4.移行に役立つ新機能
以前の Google サイトから新しい Google サイトへの移行管理に役立つ新機能が、2021 年 5 月 11 日に Google アップデートブログに掲載されました。
Google サイトの移行ツールは、2020 年に旧 Google サイト管理ツールがリリースされていますが、今回そのツールに新機能が追加されました。
以下、追加された新機能は、スムーズな移行を目的とされ追加されました。
・旧 Google サイト管理ツールの管理者権限の割り当てが可能となり、特権管理者は組織内の別のユーザーに対して同ツールでの管理を委任できるようになりました。
委任を受けたユーザーは、サイトのオーナーを割り当てたりエンドユーザーに代わってウェブサイトを新しい Google サイトの形式に変換したりといった作業を行えます。
→管理者は、組織内のユーザーに旧 Google サイト管理ツールでの管理を委任できます。
委任を受けたユーザーは、以前の Google サイトで作成された全てのサイトを確認したうえで、
どのような処理(変換、削除、サイトのオーナー権限の割り当て等)が必要かを決定できます。
また、旧 Google サイト管理ツールを使って、サイトを新しい Google サイトの形式に
変換することができます。
このツールでフィルタしたデータを Google スプレッドシートに書き出して、
記録や詳しい分析に活用することも可能です。
・管理者とサイトのオーナーは、旧 Google サイト管理ツールからまとめてサイトを削除、復元できるようになりました。
→一括削除機能によって、ドメイン内で不要になったサイトを管理者(または代理管理者)が
簡単に削除できるようになります。
エンドユーザーは、自分が所有するサイトであれば削除できます。
また、削除後 30 日以内であれば、ユーザーまたは管理者によるサイトの復元が可能です。
※この期間を過ぎると完全に削除されますのでご注意ください
・管理者は、旧 Google サイト管理ツールからサイトのオーナー権限を一括更新できるようになりました。
→オーナーがいないサイトについて、オーナー更新機能を使って管理者(または代理管理者)が
サイトのオーナー権限を組織内の別のユーザーに割り当てて、
そのサイトを削除するか新しい Google サイトの形式に変換すべきかについて
助言を求めることができます。
移行がまだ完了していない方は、是非新機能を利用してみてはいかがでしょうか。
5.Cloudstep ポータルとは
最後に Google サイトを更に活用できる弊社のサービス Cloudstep ポータルをご案内させていただきます。
Cloudstep ポータルとは、Google サイトを基盤とした社内ポータルサービスです。
カスタマイズが可能なリンクガジェット(アプリケーションメニュー)や、Cloudstep の各サービス(「Cloudstep カレンダー」「Cloudstep シェア」「Cloudstep ワークフロー」)の情報を確認できるガジェット等を Google サイトに追加することができます。
〇カスタマイズが可能なリンクガジェット
ワンクリックでガジェットのテンプレートを変更することができます。また、ガジェット内の
アプリアイコンも簡単操作で変更することもできます。
〇Cloudstep の各サービスのガジェット
Cloudstep カレンダー(上部)、Cloudstep シェア(左)、Cloudstep ワークフロー(右)の
情報を簡単操作でガジェットで Google サイト上に表示することができます。
また、Cloudstep ポータルにアクセスする URL はサイト自体を新しくしても固定の値となるため、基盤となるサイトを新しいサイトに変更した場合でも、わざわざユーザーに新しいサイトの URL を伝える必要はありません。
「Google サイトを更に活用したい」「管理を楽にしたい」「簡単な操作で社内ポータルを作成したい」場合は、Cloudstep ポータルを利用してみてはいかがでしょうか。
弊社では、 Google Workspace や Cloudstep サービスの運用をサポートしている、
カスタマーサクセスチームがございます。
運用にあたり、ご不明な点や、プランアップグレードへの検討など、
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