ビデオ会議ツールといえば?Google Meet!

ビデオ会議ツールといえば?Google Meet!

 

皆さんは、日常的にビデオ会議を使っていますか?

 

首都圏 1 都 3 県以外は、2 月末で緊急事態宣言が解除されましたが、今でも引き続き感染防止策を呼びかけている状況は変わりません。

リモートワークのままの人も多く、メールやチャットで連絡を取るだけで、会議に参加することが減ってきた人もいるかもしれません。

しかし、まったく会議をしないという会社は少ないと思われます。

他拠点の人やリモートワークの人と会議をおこなうときに、よく使われるのがビデオ会議です。

今回は、Google が提供している便利なビデオ会議につ
いて紹介していきます。

 

1.ビデオ会議ツールってどんなもの?


ビデオ会議ツール、昨今の状況下では外部とのやりとりをはじめ、内部でテレワークを導入されたり、

今や必須なツールではないでしょうか。

当社でも業務を行う上で欠かせないツールですが、業務上で使用される機会のない方でも

第一回目の緊急事態宣言下で流行した”オンライン飲み”により、

幅広い層に馴染みのあるツールとなったのではないかと思います。

 

Web会議ツールとは、主にクラウドの技術を活用して、

スマホや PC で映像や音声を双方向・リアルタイムに通信するサービスのことです。

 

従来のビデオ会議やテレビ電話などと異なり、

データの共有や PC 画面の共有など、会議を円滑に進めるための機能が搭載されている点も特徴的です。

遠隔地点の相手とはこれまで出張を行っていたような移動もなく、

気軽に音声通信やビデオ通信によるコミュニケーションを実現するツールがビデオ会議ツール。

 

この状況下によって、ビデオ会議ツールの開発に力を入れる企業も多く、

提供する各社では、整音声やビデオ通信以外にもテキストチャットや、PC の画面共有、

背景画像の変更など、よりサービスが追求され、コミュニケーションの質が高まっています。

 

世界中から注目の集まる、ビデオ会議ツール。

ここでは、Google 社の提供するビデオ会議ツール Google Meet をメインにご紹介いたします。

 

2.Google が提供するビデオ会議ツール、Google Meet って?


オン/オフどちらでも利用できるビデオ会議ツールですが、Google が提供するビデオ会議、Google Meet とはどのようなものでしょうか。

 

Google Meet はビジネスに特化したビデオ会議ツールです。

 

元々は法人向け Google で「ハングアウト Meet」として提供されているサービスでした。

大人数での参加が可能など、基本的な機能は変わりはありませんが、コロナ禍の影響により、リモートワークが普及しました。

その中で無料の Gmail でも利用できるよう、2020 年 4 月ごろより、「Google Meet」に名称が変わり、今は Google のアカウントがあれば誰でもビデオ会議を作れるようになっています。

 

アカウントがあれば誰でも作れる Google Meet の大きな特徴は、「手軽さ」「安全性」です。

 

PC であればブラウザから簡単にアクセスできる「手軽さ」、Google Meet だけでなく、すべてのGoogle サービスで定期的にセキュリティ監査を行い、データが流出しないよう保護する「安全性」があります。

 

安全さや手軽さの特徴を利用して、ビジネスでも安心して Google Meet で会議ができますね。

 

次項からは機能面や注意点など、Google Meet でできることを記載します。

 

3.エディション毎でできること


Google Meet では、大人数が参加可能な高品質のビデオ会議を開催できます。

 

Google Workspapce Business Standard、Plus、Google Workspace Enterprise をご利用になる場合は、会議を録画したり、すべての会議にダイヤルイン番号が付加されるので、Wi-Fi やデータ通信を使えない場所にいても、すべてのゲストが会議に参加できたりもします。(通信料がかかる場合があります)

 

以下に、各エディションでご利用いただける機能をご紹介いたします。

各エディションでどんなサービスを使えるのか比較してみましょう!

 

▼Business エディションご契約時にご利用いただけるサービス (ユーザー1~300人)

 

▼ Enterprise エディションご契約時にご利用いただけるサービス (ユーザー上限なし)

※Enterprise エディションのサービス詳細や、組織のアカウントで利用する方法につきましては、

 弊社営業担当者にお問い合わせください。

 

4.他会議ツールと Google Meet を比較してみよう


これまで Google Meet の話をしてきましたが、他のビデオ会議ツールと比べた場合、どのような違いがあるのでしょうか?

他会議ツールとして有名な Zoom と比較してみましょう。


〇Google Meet と Zoom の利用料金について

Google Meet、Zoom 共に無償版があります。もちろん、共に有償版もありますが、画面共有や背景画像の変更、多人数(※)での会議等、基本的な機能が備わっています。

※有償版によって参加者人数の上限は変わります


〇Google Meet と Zoom の画質について

Google Meet、Zoom 共に無償版で 360P の画質で利用することができます。

ただし、Google Meet に関しては無償版で 720P(HD)の画質も利用することができます。

Zoom の場合は 720P の画質で利用するためには有償版にする必要があるため、相手に高画質な映像を届けたい場合は Google Meet がお勧めです。

ただし、ここで気を付けなければいけないのは、相手に表示される映像の質はネットのアップロード(上り)の速さが影響するということ。720P の設定にしていてもアップロードが遅い場合(※)は高画質な映像を相手に届けることはできないのでご注意を。

※アップロードが遅いかどうかは以下のサイトでネットワークのダウンロード、アップロードを調べることができます。目安としては、アップロードが10Mbps 以下の時は相手に届ける映像の画質が低下する可能性があります

 
▼SPEEDTEST

 https://www.speedtest.net/ja


〇Google Meet と Zoom の接続時間について

ここが大きな違いとなりますが、Google Meet の場合、「最大接続時間 = 無制限、無償版での接続時間 = 60分」ですが、Zoom の場合は「最大接続時間 = 24時間、無償版での接続時間 = 40分」となります。

どちらも無償版の場合、一定時間後にビデオ会議から退出して繋ぎ直す必要がありますが、20分の違いはとても大きいです。会議やオンライン飲み会等の時間設定として、一般的に30分、60分、90分…と30分の倍数で進行することが多々あります。60分であれば会議もしやすいですが、40分の場合、時間を計ったり、何度か繋ぎ直す必要があるので、長時間利用したい場合は Google Meet を使用しましょう。

 

また、Google Meet をお勧めするポイントとしてセキュリティの高さも挙げられます。

Google は全世界での利用者が多いということもあり、セキュリティに対する意識が高く、常にセキュリティチームがサービスを監視し対応しています。不具合やセキュリティの脆弱性が見つかった際の対応も迅速なため、安心したサービスの利用といった点で非常に安定しています。

ビジネスでのビデオ会議の利用をお考えで、どちらを利用するか迷われているようであれば Google Meet を利用してみてはいかがでしょうか。

 

5.Google Meet 利用にあたっての注意点


最後に、Google Meet を利用する際、どのようなことに注意したらいいでしょうか?

 

Google Meet を利用する際の注意点を二つ紹介します。

 

一つ目は、ご利用のインターネット環境が帯域幅の要件を満たしているかどうかです。

帯域幅を満たしていない場合、自動的に音声のみのモードになってしまい、相手の画面が見えなくなったり、音声が途切れたりしてしまいます。

Google Meet の接続が悪い場合は帯域幅を確認してみてください。

 

二つ目は大人数で Google Meet に参加する場合、ハウリングが発生することがあります。

同じ空間に参加者が複数人おり、マイクをオンの状態にしている場合、ハウリングが発生することがあります。

参加者が多い場合や同じ空間に複数人いる場合は、発言者以外はマイクをオフ状態にしておくと

ハウリングせず、スムーズに会議が行えます。

 

いかがでしたでしょうか。

初めて緊急事態宣言が発令されて早一年が経とうとしています。

多くの人が初めてのテレワークで慣れない環境の中、より良い仕事のやり方を模索していたかと思います。

今回ご紹介した Google Meet も一年前と比べると機能が進化しています。

今後どのような新機能が搭載されていくのか楽しみですね!

また、弊社では運用のサポートを行うカスタマーサクセスチームがございます。

Google Meet だけでなく、Google Workspace での運用にてご不明な点等ございましたら、

以下ページよりお問い合わせくださいませ。

皆様のお力添えができるよう、精一杯サポートいたします。

 

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