Google Currents を使って社内コミュニケーションを円滑にしよう!
皆さんは、SNSを利用されていますか?
新型コロナウィルスの影響でステイホームを余儀なくされたことや、感染状況等の役立つ情報の受発信を行うために SNS(ソーシャルネットワークサービス)を利用するユーザーが感染拡大前よりも増加傾向にあるようです。
チャレンジ投稿やバトン投稿等が最たる例ですが、以前よりも ”コミュニケーション” を重視する社会に変わってきていると言えます。
では、個人ではなく企業としてはどのような方法で社員との ”コミュニケーション” を
取ればいいのでしょうか?
今回は、ビジネスの場で最適なコミュニケーションツールについてご紹介していきます。
目次
1.SNSってどんな役割があるの?
ガラケー時代にはほとんどなかった SNS もスマートフォンの普及により、今では多くの人が利用し、日常生活では欠かすことのできないサービスとなりました。
改めて、普段、私たちが何気なく利用し、口にしている SNS という言葉はどういう意味なのでしょうか。
SNS というのは、ソーシャルネットワークサービス(Socail Network Service)の頭文字をとった言葉で、意味としては社会的なネットワークを構築するサービスのことを呼びます。
身近な SNS サービスといえば、LINE、Twitter、Facebook、少し前に話題になった Clubhouse などが挙げられます。
どのサービスもプライベートとして使うこともあれば、企業として SNS を
利用しているところもあります。
では企業で利用する SNS とはどんな役割があるでしょうか。
企業の SNS は「広報」であったり、その SNS を利用するユーザーとコミュニケーションを図ったりすることができます。
例えば、Twitter であれば商品やサービスの案内、企業アカウントの「中の人」が消費者とコミュニケーションを取ることがあります。
また、企業のツイートに対して、消費者がリツイートすることで情報が拡散し、知らなかった人まで情報が知れ渡るといったことがあります。
ただの検索だけでは知りえなかった情報を私たち消費者は知ることができ、企業は今までアプローチしたことがない層にアプローチすることができます。
ただし、様々な人に情報が拡散されるということは、それだけ炎上しやすいという点もあります。
企業のブランディングや商品 / サービスの発信においては魅力的なものではありますが、利用方法によっては思いもよらない形で知れ渡ることもありますので、注意が必要です。
ここまでは会社と消費者間のコミュニケーションや情報発信のための SNS 利用について記載しましたが、社内間でコミュニケーションを取るために SNS を利用することもできます。
では、社内間でのコミュニケーションとはどのようなものが挙げられるでしょうか。
2. ビジネスの場で最適なコミュニケーションツールとは?
ビジネスの場において、活発に意見交換をする上でコミュニケーションツールを活用しない他ないのではないでしょうか。
もちろん、face to face でコミュニケーションを取ることは大切ですが、出張やリモートワークにより、遠方にいる社員と直接的に会話することは物理的に難しいですよね。
ビジネスの場で最適なコミュニケーションツール、と言われて思い浮かべるのは、「チャット」「メール」「社内掲示板」「電話」など、今では馴染みのあるものとなっています。
上述したツールを駆使することで、ビジネスの場をより活気あるものにしてくれますが、前章でも紹介した「SNS」のように、社内版の SNS を使ったら、視覚的にそれぞれが社内で起きていることや共有事項を把握することができると思いませんか?
そのビジネスの場における人との繋がりは、「コミュニケーションツール」を最大限に有効活用することで、裾野を広げることができるのではないでしょうか。
そこで、SNS のような感覚で利用でき、Google 社 がビジネスユーザー向けに提供している「Google Currents」についてのビジネスシーンでの活用術を次項でご紹介いたします!
3. Google Currents とは?
Google Currents というサービスをご存知ですか?
一言で言うと、Google Currents とは、Google 社が提供している企業向けの SNS サービスです。
利用できるユーザーは Google Workspace のアカウントをお持ちの方で、組織(ドメイン)でサービを有効化にしていれば利用することができます。
知識を共有したり、職場近くの美味しいお店の情報を投稿したりと使い方は様々です。
早速、Google Currents を利用したい!と思った方、初めに Google Currents にアクセスするとプロフィールの作成ページが表示されます。
[名前]と[生年月日]を入力し、[プロフィールを作成]をクリックすると Google Currents のホーム画面に遷移します。
ここまできたら、Google Currents はいつでも利用が可能な状態です!
投稿するには、画面右下の+アイコンをクリックするか、[ 最新情報を投稿 ] をクリックすることで投稿が可能です。
4. おすすめ機能の紹介
では、ここでおすすめの機能をご紹介します!
Google Currents のホーム投稿を確認するためには、
同じドメイン内のユーザーであっても、フォローが必要となります。
フォローするのはいいにしても、結局大切な投稿を見逃してしまう、
その点を懸念されている方に是非、ご利用いただきたいのが、
”スポットライト機能” になります。
Google Currents の ”スポットライト機能” は
指定されたリーダーのみがスポットライトストリームに投稿できる
リーダーの投稿がスポットライトストリームに表示されるのは、
リーダーとして登録されたユーザーが、[ 注目 ] をクリックした場合のみとなります。
この投稿だけは、絶対ユーザーに確認してほしい、といった場合や
目に留まりやすい投稿の環境を作る際は、投稿するユーザーを
リーダーとして登録いただき、運用いただくことをおすすめします。
スポットライト機能を利用した際の投稿は以下の通り表示されます。
スポットライト機能を利用される場合は以下の操作が必要になりますので、
もし、ご設定される際は以下の手順に沿ってお試しくださいませ。
〇推奨リーダーを指定する
1. 管理者アカウントで Google Currents を開きます。
2. 管理ツールを開きます。
3. 項目のリーダーをクリックします。
4. [リーダーを追加] をクリックし、該当のユーザーのメールアドレスを入力し、追加します。
〇スポットライト ストリームにリーダーとして投稿する
1. リーダーとして追加されたユーザーで Google Currents を開きます。
2. 投稿をクリックし、投稿内容を記載し、上隅にある [ 注目 ] をクリックします。
※スポットライトの投稿は、ユーザーの Currents ホームページで
他の投稿よりも高い位置に表示されることがあります。
※リーダーでも [ 注目 ] をクリックしない限り、スポットライトとして投稿されません。
3. 投稿をクリックし、完了です。
是非、お試しくださいませ。
5. その他におすすめのツール!Cloudstep Share
上記の章までは、Google Currents について紹介しましたが、その他におすすめのツールがありますので、紹介させていただきます!
社内コミュニケーションで活用できる Cloudstep Share です。
Cloudstep Share は Google Currents ではできない、以下の機能が備わっています。
公開開始日を日時指定できる
投稿時に他の人に公開する日時を設定できます。
そのため、時間に余裕があるときに、事前に作成しておくことができます。
公開終了日を日時指定できる
公開開始日だけでなく、終了日も設定できます。
期間限定で公開したいものなどは、事前に設定しておくことで、手動で公開を終了するまたは投稿を削除する手間が省けます。
もちろん、設定しなければ、常に公開した状態にしておくこともできます。
誰が閲覧したか確認ができる
各投稿に対して、閲覧済みユーザー、未確認ユーザーが一覧で確認できます。
※ぼかしてある箇所はユーザー名とメールアドレスが表示されます
リマインドメールが送れる
未確認ユーザーや特定のユーザーに、閲覧してもらえるようにリマインドメールを送ることができます。
リマインドメールは自動でメール本文に投稿内容も入力されますので、メール画面でも内容を確認してもらうことができます。
いかがでしょうか?
Google Currents ではできない、便利な機能を理解していただけたでしょうか。
Cloudstep Share の製品情報を知りたい方はこちらをご確認ください。
今回のブログを読んで、便利なツールやサービスを利用することで、社内コミュニケーションを円滑にしていただければと思います。
弊社では Google Workspace での運用をサポートさせていただいている
カスタマーサクセスチームがございます。
ご運用にあたっての、ご不明な点や改善についてお悩みのご相談については、
是非、以下のページよりお問い合わせください。
皆様のお力添えができるよう、精一杯サポートいたします。